デュタステリドってなに?効果や副作用、注意点について
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                                        - 更新日:2025年10月10日
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デュタステリドとは?
 
									                                  デュタステリドは、プロペシアと同じ系統のAGA治療薬です。
デュタステリドとは、グラクソ・スミスクライン株式会社が開発したザガーロに含まれる成分で、もともとはアボルブの有効成分として開発されましたが、AGAの改善効果が期待できることがわかり改めてザガーロという治療薬が開発されました。
ここでは、デュタステリドの効果や、プロペシアに含まれているフィナステリドとの違いや副作用、注意点などについて詳しくご紹介します。
                                


デュタステリドの効果について
                                デュタステリドの主な役割は、AGAを発症させる原因に作用し進行を止めることです。
つまり薄毛を予防する守りの薬ということです。
日本皮膚科学会が発行する「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」にてデュタステリドの服用は男性型脱毛症の治療として強く勧める「推奨度:A」と定めらています。                                
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デュタステリドとフィナステリドの違いとは?
 
									                                  フィナステリドは、プロペシアに含まれる有効成分です。デュタステリドとフィナステリドの違いは、5αリダクターゼI型とII型の両方を阻害できるかどうかです。そもそも5αリダクターゼとは、AGAを引き起こすジヒドロテストステロンの生成に必要な酵素のことで、これまではII型だけがAGAの発症に関係しているといわれていました。
しかし、実際には5αリダクターゼI型もAGAに関係していることがわかったのです。そのため、5αリダクターゼII型しか阻害できないフィナステリドより、I型も阻害できるデュタステリドの方が高い効果が期待できます。                                
| 治療薬 | ザガーロ | プロペシア | 
|---|---|---|
| フィナステリド (ジェネリック医薬品) | ||
|  |  | |
| 種類 | 内服薬 | 内服薬 | 
| 成分 | デュタステリド | フィナステリド | 
| 効能 | Ⅰ型・Ⅱ型 DHTの抑制 | Ⅱ型 DHTの抑制 | 
| 副作用 | ・性欲減退 ・勃起不全 | ・性欲減退 ・勃起不全 | 


デュタステリドの服用方法と奨励量
                                デュタステリドは、1日1回食前・食後、0.5mgを目安に、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
この摂取量は、臨床試験で有効性と性機能障害、乳房腫脹・乳頭分泌などの女性化乳房や精巣痛といった副作用リスクに対する安全性のバランスが取れた標準的な治療用量として採用されています。
なお、食前に服用しても問題はないですが、食後に飲むことでより吸収力が良くなります。
デュタステリドは、長期的な治療が必要なため最低でも3か月〜6か月の継続服用が推奨されており、毎日欠かさず飲み続けることが重要です。
飲み忘れた場合は、できるだけ早く服用するようにしましょう。デュタステリドは1日1回0.5mgが推奨されています。これを超えて1日に2錠(1mg)以上を服用すると、副作用のリスクが高まる可能性があるため、次の服用時間が近い場合は1回分飛ばし、通常通り飲むようにしましょう。
また、副作用が出た場合や誤って2錠以上飲んでしまった場合は、自己判断をせず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
                                
デュタステリドの副作用とは?
                                デュタステリドの副作用は、勃起不全や性欲減退、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感))、精液量の減少などです。フィナステリドにも同じような副作用がありますが、頻度は同等、もしくはやや高い発生頻度となっています。副作用は、男性機能に関わるもののため、子供を持つことを望んでいる場合は、妊娠に至ってから治療を始めるか、一時的に服用を休止するといいでしょう。
ただし、デュタステリドは継続的に服用することでAGAの治療効果が現れるため、休薬期間が長いほどにAGAが進行しやすくなります。休薬期間は、最小限に留めるように努めましょう。                                
デュタステリドを使用してはいけない人
 
									  デュタステリドは、すべての人が使用できるわけではありません。デュタステリドを服用してはいけない人は次のとおりです。
同じ種類の成分を服用している人
デュタステリドは、5αリダクターゼI型とII型を阻害するため、フィナステリドと一緒に服用することはできません。どちらか一方だけでAGAを治療することになります。料金はデュタステリドの方が高いものの、効果も高いことが期待されているため、十分に検討することが大切です。
女性、小児
妊娠初期の女性がデュタステリドを服用すると、胎児の性機能に悪影響が及ぶ恐れがあります。また、小児に対しても安全性が確立されていません。誤ってデュタステリドを服用しないように、ほかの薬とは分けて保管することが大切です。
デュタステリドまたはステロイドの服用により副作用が出たことがある人
過去にデュタステリドやステロイドで副作用が現れた場合は、デュタステリドを服用できません。また、デュタステリドやステロイドによる薬剤性アレルギーが現れたことがある場合も同様です。
重度の肝機能障害のある方
重度の肝機能障害があると、デュタステリドの代謝ができず、副作用が強く現れる恐れがあります。これは、デュタステリドに限ったことではないため、重度の肝機能障害がある方は、日ごろから注意していることでしょう。
デュタステリドの使用について注意するべきこと
デュタステリドを服用する際には、次のようなことに注意しましょう。
肝臓に何らかの病気がある場合は、事前に医師に伝える
肝臓に病気がある状態でデュタステリドを服用すると、副作用が強く現れる可能性があります。
前立腺がんの診断に用いられるPSA(血清前立腺特異抗原)の検査を受ける予定がある場合は、事前に医師に伝える
デュタステリドの成分が検査に影響を及ぼし、前立腺がんの見逃しに繋がる恐れがあります。結果的に、命にかかわることのため、必ず伝えましょう。
女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に直接触れない
デュタステリドは、皮膚からも吸収されるため、漏れた薬剤に触れることも禁じられています
デュタステリドは他のAGA治療薬と併用できる?
                                デュタステリドは、同じく5α-リダクターゼ阻害薬であるフィナステリドとは併用できません。
同じ作用を持つ薬を重複して服用することは、原則として禁止されています。
一方、作用の仕組みが異なるミノキシジルとは併用することで、より高い効果が期待できます。
デュタステリドが脱毛を抑制し、ミノキシジルが育毛を促進するため、両面からAGAに効果的にアプローチできるとされています。
ただし、デュタステリドとミノキシジルの飲み薬の併用に関する研究はまだ十分ではなく、長期的な安全性データも不足しています。費用面の負担も考慮し、併用を希望する場合は必ず医師に相談してください。                                
他に併用に注意が必要な薬・食品
                                デュタステリドは、代謝に関わるCYP3A阻害薬と併用すると、血中濃度が上昇し、副作用のリスクが高まる可能性があります。
具体的には、一部の抗生剤(マクロライド系)や抗真菌薬(アゾール系)などが挙げられます。
これらの薬を服用している場合は、必ず医師に申告してください。また、グレープフルーツジュースもデュタステリドの血中濃度を上げる可能性があるため、摂取は避けるべきです。現在、服用中の薬がある場合は、自己判断せずに必ず医師に相談しましょう。                                
デュタステリドの服用は病院で相談
 
									                                  デュタステリドの処方を希望する場合は、必ず病院で相談しましょう。ここで注意したいのは、個人輸入でむやみに入手してはいけないことです。十分な品質が保たれているデュタステリドかどうか判断できないため、偽物や粗悪品を入手してしまう恐れがあります。
そのようなデュタステリドを使用すると、効果が現れなかったり、副作用が強く現れすぎたりする可能性があるでしょう。また、個人輸入代行業者を利用する場合も同様です。詐欺に巻き込まれる心配もあります。
病院であれば、正規品のデュタステリドを処方できるため、安全にAGA治療を始めることが可能です。また、持病や体質なども加味したうえでデュタステリドを処方するかどうか判断してくれるため、誤ってデュタステリドを使用して健康被害を受けることもないでしょう。
服用の方法や注意点などの指導を受けられたり、必要であればミノキシジルなどほかの薬との併用ができたりすることもメリットです。通院しながらデュタステリドを処方してもらえるため、AGAの改善状況なども確認してもらえます。                                
 
                                         
                                        まとめ
デュタステリドは、フィナステリドに次ぐAGA治療薬です。フィナステリドよりも高い効果が期待できるといわれているため、AGAに悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか。フィナステリドと同じような副作用があるので、自分の体質や状況に適しているかどうか、医師に確認することが大切です。個人輸入代行業者などを利用するのではなく、必ず病院で処方してもらいましょう。
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監修医師情報
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                        診療顧問所属学会・日本形成外科学会専門医 
 ・国際形成外科学会員経歴2017年 3月 東京美容外科 技術顧問 就任 
 AGAスキンクリニック 診療顧問 就任
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