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【医師監修】びまん性脱毛症とは?男性も発症する?

【医師監修】びまん性脱毛症とは?男性も発症する?
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監修医師情報

田中 洋平

診療顧問

AGAスキンクリニック 診療顧問 田中 洋平

目次

  1. びまん性脱毛症とは?男性も発症する?
  2. びまん性脱毛症とは?
  3. 男性もびまん性脱毛症が発症する?
  4. びまん性脱毛症の原因
  5. びまん性脱毛症の治療
  6. まとめ

びまん性脱毛症とは?男性も発症する?

びまん性脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)や円形脱毛症などとは全く異なる症状が現れます。初期症状が見過ごされやすいため、症状や原因を事前に確認しておきましょう。放置すると髪のボリュームが失われ、薄毛の悩みが大きくなる可能性があります。ここでは、びまん性脱毛症の症状や原因、治療などについて詳しくご紹介します。

びまん性脱毛症とは?

びまん性脱毛症は、全体的に髪がまばらに抜けていくことが特徴です。AGAが前髪や頭頂部の髪が薄くなっていくのに対してびまん性脱毛症は、全体的にボリュームが失われていくため、生え際の後退などが現れず症状の進行に気づきにくいのです。

■びまん性脱毛症の特徴

AGAは男性ホルモンが5αリダクターゼII型と結びつくことでできるジヒドロテストステロンが関係して発症します。しかし、びまん性脱毛症は加齢によるホルモンバランスの変化や栄養不足などが関係しているため、男女問わず発症する可能性があるのです。

びまん性脱毛症になる年齢はさまざまで、20~30代でも発症する恐れがあります。そのため、日ごろから抜け毛が増えていないか確認しておき、できるだけ早く対処することが大切です。

■びまん性脱毛症の初期症状

びまん性脱毛症の初期症状は、全体的に髪が薄くなることです。

  • ・髪のボリュームが全体的に少なくなってきた
  • ・抜け毛が明らかに増えた
  • ・髪のハリやコシが失われた
  • ・地肌が透けて見えている

このような症状が現れた場合は、びまん性脱毛症が疑われます。ただし、髪が抜けるのはびまん性脱毛症だけではありません。甲状腺の機能に問題が生じたときでも同様の症状が現れます。

初期では、全体的に髪のボリュームが減ってきているのか、部分的に髪が抜けているのか見分けることが困難です。そのため、医師の診断を受ける前から、びまん性脱毛症を疑うことができません。

■びまん性脱毛症の進行

びまん性脱毛症が進行すると、髪のボリュームがさらに失われます。ボリュームが失われることで分け目が広がったり、地肌が透けて見えたりするでしょう。症状が進行しているかどうか十分に確認が必要です。びまん性脱毛症が起きる原因によっては、自宅で対策しつつクリニックで治療を受けることで改善が期待できます。

しかし、びまん性脱毛症が大きく進行してからでは、治療と対策を始めても、なかなか元の状態には戻りません。できるだけ早く対処すれば、薄毛の悩みを和らげられるでしょう。

男性もびまん性脱毛症が発症する?

結論からお伝えすると、男性でもびまん性脱毛症は発症します。基本的には女性に多い症状ですが、生活習慣や加齢などさまざまな原因から男性でも全体的に髪が薄くなることがあります。

先にお伝えしたとおり、男性の薄毛の多くはAGAによるものとされ、男性ホルモンのテストステロンが頭皮にある5αリダクターゼII型という酵素と結合し、ジヒドロテストステロンに変化することで薄毛を引き起こします。

成長期、退行期、休止期を繰り返して髪は生え変わります。ジヒドロテストステロンは、発毛に関わる毛乳頭細胞に取り込まれ、成長期を短縮させるシグナルを出すことでヘアサイクルを乱すのです。

しかし、びまん性脱毛症と同じようにAGAにも栄養不足や血流不足、加齢などさまざまな要因が絡んでいるといわれ、AGAなのかびまん性脱毛症なのか、明確に区別できないケースもあります。合併することで、全体の髪のボリュームが失われるとともに、前髪の生え際か頭頂部、もしくはその両方が薄くなっていきます。

びまん性脱毛症の原因

びまん性脱毛症を防ぐには、原因を知ることが大切です。原因を取り除くことで、症状が和らぐ可能性があります。びまん性脱毛症の原因は次のとおりです。

■加齢

加齢によってホルモンバランスが変化することで、髪の成長に問題が生じる場合があります。加齢を防ぐことはできないため、他の原因に対処することが大切です。また、ホルモンバランスが必要以上に変化しないように、ストレスを避け規則正しい生活を心がけましょう。

■生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れていると、髪の成長に支障をきたしたり、頭皮環境が悪くなったりします。睡眠不足が長く続くと、髪の生成に悪影響が及び、細くて弱々しい髪が増えてしまうのです。また、ストレスやホルモンバランスの乱れによって、さらに髪の成長が衰えます。

また、偏食によって栄養不足になることもびまん性脱毛症の原因の1つです。髪の主成分はタンパク質ですが、ビタミンや亜鉛も髪の生成に関与しています。そのため、タンパク質ばかり摂っていても、髪の生成に支障をきたすのです。

好き嫌いが激しかったり、コンビニ食や外食ばかり食べていたりすると、自然に栄養バランスが崩れてしまいます。できるだけ自炊をして、1日3食規則正しく食べましょう。

その他、喫煙やアルコールもびまん性脱毛症の原因の1つです。タバコは、ニコチンの作用で血管が収縮するため、頭皮に十分な血液が届かなくなります。また、アルコールは代謝されるときに亜鉛を多量に消費するため、髪の生成に支障をきたすのです。

びまん性脱毛症を招く原因はさまざまなため、1つずつ着実に見直していきましょう。

■間違ったヘアケア

間違ったヘアケアは、頭皮環境を悪化させます。爪を立ててシャンプーしたり、シャンプー液を泡立てずにつけたりすると、頭皮がダメージを受けます。その結果、炎症が起きて髪の成長にまで悪影響が及ぶのです。

また、ドライヤーの使い方にも注意しましょう。ドライヤーの熱風を近くから当てると、頭皮が熱ダメージを受けます。早く乾かしたいからといって、近くから当てないようにしましょう。また、同じところに熱風を当て続けた場合も頭皮にダメージが及びます。

ヘアケアは毎日行うもののため、できるだけ早く正しい方法を身につけることが大切です。

びまん性脱毛症の治療

びまん性脱毛症の治療

びまん性脱毛症の進行を抑えたり改善したりするために、原因に対処しつつクリニックで治療を受けましょう。原因を解消しなければ、治療を受けても十分な改善が期待できません。生活習慣を整え、正しいヘアケアを習慣づけましょう。

十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事を心がけ、喫煙や飲酒を控えることが大切です。また、シャンプー液を手にとって十分に泡立てて、指の腹で丁寧に洗いましょう。ドライヤーは頭皮から30cm以上は離して、常にヘッドを振りながら熱風を当ててください。

クリニックでは、外用薬やメソセラピーなどによる治療を行います。医師のアドバイスに従って、治療を受けましょう。

まとめ

びまん性脱毛症は、全体の髪がまばらに抜けることが特徴です。男性にも発症する可能性があります。抜け毛の数が増えた場合は、できるだけ早くクリニックを受診しましょう。びまん性脱毛症の改善には、自宅での対策とクリニックでの治療が必要です。医師の指示に従って治療を受けつつ、生活習慣とヘアケアを見直して効率的に改善を目指しましょう。

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