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【医師監修】塗る、飲む育毛剤、発毛・育毛シャンプー

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塗る、飲む育毛剤、育毛シャンプー

塗る、飲む育毛剤、育毛シャンプー

最近では、若い人の間でも薄毛の悩みが増え、テレビや雑誌などでも育毛剤や育毛シャンプーの広告をよく目にするようになりました。ドラッグストアやコンビニにもさまざまな種類の育毛剤・発毛剤が並び、「どれを買えばいいのか判断できず悩んでしまう」という方も多いのではないでしょうか。

薄毛が気になり始めた方は、「専門クリニックに相談に行くほどではないし…」と、とりあえず市販の育毛剤を試してみようとするかもしれません。しかし、市販の育毛剤や育毛シャンプーはそれぞれ含まれている成分が違い、人によって症状の原因や体質も違うので、「間違いなく効果がある!」と断言することはできません。

そもそも、育毛剤にはどのような成分が含まれていて、薄毛に対してどのような効果があるのでしょうか。知識がないままやみくもに試してみても、効果が得られないどころか抜け毛が悪化してしまうリスクもあります。

なかなか改善ができずに薄毛が進行して悩みが増えてしまうことがないように、まずはきちんとした知識を得て、正しい治療法を選択しましょう。

【医師監修】育毛剤にはどのような効果がある?

【医師監修】育毛剤にはどのような効果がある?

そもそも、育毛と発毛は全く別物、ということを知っていますか?
育毛とは、名前の通り髪を育てることです。太く強い健康的な毛髪にするためには、頭皮環境を整えて十分な栄養が毛髪まで行き渡らせることが必要です。発毛とは、頭皮環境を整え髪に栄養がきちんと届くようにして毛髪を生やすことで、今ある髪を強くすることをいいます。

育毛剤は、「血行促進効果」がある成分を主としているのが特徴です。育毛剤に含まれるビオチンやペンタデカン酸グリセリド、ニンニクエキスといった成分は、髪の毛を作っている毛根に直接働きかけ、毛母細胞を活性化させる効果があります。また、センブリエキスや唐辛子エキスなどは、血管を拡張し血行を良くすることで、髪に必要な栄養分がしっかりと行き届くようにします。その他、イオウやビタミンB6などが配合されていて、頭皮の余分な皮脂を取り除き、毛穴の詰まりを予防するなど、頭皮環境をよくする働きもあります。ほとんどの成分が頭皮への刺激は少ないものですが、セファランチンと呼ばれる成分はまれにアレルギー反応を起こす人もいるので、使用する場合は、アレルギーの有無をきちんと確認することも大切です。

また、医療機関で処方される発毛剤と違って、育毛剤は薬局でも購入することができる医薬部外品に分類されます。医薬品が治療を目的として開発され、臨床試験を経て厚生労働省によって効果が認められたものであるのに対し、医薬部外品は、治療ではなく予防を主としたものです。臨床試験が行われておらず厚生労働省が効果や効能を認めたわけではないため「治す」ための薬ではありませんが、一定の有効成分が含まれているため、症状の進行を抑える効果があります。医薬部外品である育毛剤は、医薬品のような副作用が少ないので、使用する際のリスクが非常に小さいのもメリットです。しかし、副作用が少ない分、医薬品に比べて高い発毛効果は期待できず、薄毛の進行を抑える現状維持のためのものだということを知っておきましょう。

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【育毛剤】タイプ別のメリット・デメリット

育毛剤タイプ別のメリット・デメリット

育毛剤には、塗るタイプの外用薬や飲むタイプの内服薬、シャンプータイプのものなどがありますが、その中で一番多く使用されているのは、塗るタイプの育毛剤です。

育毛剤の効果には個人差があり、使用する育毛剤によっても効果は異なります。どのタイプの育毛剤が適しているのか、自分の頭皮の状態や抜け毛の原因を明確にすることが重要なので、市販の薬やシャンプーを使ってみる前に、薄毛治療を専門的に行っているクリニックで相談することをおすすめします。

育毛シャンプー

まず、育毛シャンプーに「発毛」効果はない、ということを知っておきましょう。育毛と発毛は別物であり、発毛効果を期待して育毛シャンプーを購入しても「髪が生えてくる」という効果は期待できません。育毛シャンプーには、頭皮に潤いを与え血行を促進することで頭皮を柔らかくし、髪の毛が生えやすい環境を整える働きがあります。さらに、塩化クロルヘキシジンやドクダミエキスといった殺菌作用のある有効成分が含まれる育毛シャンプーを使えば、皮脂の過剰な分泌を抑えたりかゆみやふけを予防したりすることができ、頭皮を健やかに保つことで薄毛の予防にもなります。

育毛シャンプーは、使って1日2日で効果が出るものではないので、根気よく使い続けることが大切です。徐々に改善されていき、強く健康的な髪が育ちやすい頭皮環境が整います。育毛シャンプーは、1日1回、適量で使用するようにしましょう。

塗る育毛剤

塗るタイプの育毛剤は、薄毛が気になる部分を中心に自分で塗ることができるのがメリットですが、肌の弱い人などは、肌荒れやアレルギー反応を引き起こすこともあるので、含まれている成分などをきちんと確認し注意しながら選ぶ必要があります。

また、塗るタイプの育毛剤でしっかりと効果を得るには、正しい方法で使用することが大切です。頭皮を活性化させ栄養を与える働きがあるので、細胞が活性化されている朝や、お風呂上りなど血行が良くなっている状態で塗るのが効果的です。シャンプーをした後は頭皮がきれいに整えられていて育毛剤の成分を浸透させやすい状態なので、清潔にした後に塗り、しっかりとマッサージすることも大切です。

飲むタイプの育毛剤

薄毛の中でも、特に男性型脱毛症(AGA)には、飲むタイプの育毛剤が効果的です。飲むタイプは、有効成分を身体の中側から取り込むことができるので、抜け毛の原因となる物質を根本から抑制し、髪に栄養を与えることができます。そのため、塗るタイプに比べて効果を速く感じられるのがメリットですが、毎日欠かさずに服用する必要があります。クリニックで処方してもらう場合、保険が適用されないこともあり費用がかかってしまうのがデメリットと言えるでしょう。

AGAにおすすめの育毛剤は?

AGAにおすすめの育毛剤は?

AGAは人によって原因や症状が異なるので一概には言えませんが、より効果が期待できるのは飲むタイプの育毛剤と言われています。飲むタイプの育毛剤は、体内から有効成分を摂り入れることで抜け毛の原因を根本から抑制し、即効性があるというのがメリットです。抜け毛を防止する効果がある「フィナステリド」を含有する育毛剤は市販では売っていないので、AGAを専門に治療しているクリニックで処方してもらうか、海外からの個人輸入で手に入れるしかありません。

ただし、海外からの輸入品は、輸入する過程でトラブルがあったり、そもそも含まれている成分に確証がなかったりと、副作用が現れることも多く安全とはいえません。飲むタイプの育毛剤を使用したいという方は、きちんとしたAGA専門クリニックや皮膚科で相談し、処方してもらうようにしましょう。

まとめ

薄毛治療に関しては、そもそもの原因や薬の効き目に個人差があるため、市販の育毛剤や育毛シャンプーを使ってもなかなか効果が感じられないという人も多くいます。今ある髪の毛をより強く健康にしたいのなら市販でも購入できる育毛剤、髪の毛を増やしたいのなら病院で処方してもらう発毛剤、といったように、目的によっても選ぶものが変わってきます。どちらにしても、薄毛は放っておくと知らぬ間に進行してしまい治療にも費用や期間がかかってきてしまうものなので、少しでも抜け毛や薄毛が気になったときに、まずは薄毛治療を専門に行っているクリニックに相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

育毛剤で起こる副作用の症状と原因について【医師監修】
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