1. AGAスキンクリニック(Aスキ)TOP
  2. AGAコラム一覧
  3. 治療薬
  4. 【医師監修】ミノキシジルによる治療とは?効果や副作用、使用の注意点を解説

【医師監修】ミノキシジルによる治療とは?効果や副作用、使用の注意点を解説

無料!簡単30秒で頭皮の健康診断

ミノキシジルによるAGA治療

ミノキシジルによるAGA治療

AGA(男性型脱毛症)の進行は、症状や進行状況に合わせた、対策や治療を受けることで改善が期待できる場合があります。AGAを改善するために有効とされている治療薬の一つが、ミノキシジルです。

ミノキシジルを使用する際には、効果や副作用、使用上の注意点などを理解しておくことが大切です。知識が不足したまま誤った方法で使用すると、効果を感じられないだけでなく、体調を崩してしまう可能性もあります。

この記事では、ミノキシジルの効果や副作用、注意点、他の治療薬との違いなどを解説します。ミノキシジルの理解を深めることで正しく使用できるようになり、AGAの改善につなげられるでしょう。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルとは、薬に含まれる成分の名前です。もともとは、1970年代後半にアメリカの製薬会社アップジョン社(現:ファイザー社)が高血圧症の治療を目的として開発した血圧降下剤の一つです。

当時、ミノキシジルを服用する患者の全身の毛が増える事例が多く認められたため、ミノキシジルの発毛効果に関する研究が進み、アメリカ食品医薬品局(FDA)により発毛成分としての使用が承認されました。

髪は、頭皮の毛穴から発毛し、成長したあとは自然と抜け落ち、再び同じ毛穴から新しい毛髪が生えてきます。この「成長期→退行期→休止期」という繰り返しのことを、ヘアサイクルといいます。

AGAは、そのヘアサイクルに変化が起こり、成長途中で髪が抜けてしまうことでどんどん毛包が小さくなります。その結果、髪の毛がだんだんと細くなり、最終的には薄毛になってしまうというものです。
ミノキシジルはこの毛包に直接働きかけ、細胞の増殖や、タンパク質の合成を活性化して発毛効果をもたらすことが明らかになっています。

医薬品などの安全性と有効性を証明する医療行政機関(FDA:アメリカ食品医薬品局)によって発毛剤としての使用が認可されたことから注目が集まり、現在は、効果が高い発毛剤として世界90ヶ国以上で承認されています。

国内でも厚生労働省から発毛医薬品の認可を受けているなど、薄毛改善の有効な手段として幅広く使用されている発毛剤成分です。

無料!簡単30秒で頭皮の健康診断

セルフチェックバナー セルフチェックバナー

まずは無料カウンセリングを。
お気軽にご相談ください

※宮崎院はお電話またはLINEにてご予約ください

ミノキシジルの効果について

ミノキシジルの効果について

ミノキシジルには、毛母細胞を活性化することで健康な髪の毛が育つ土台をつくる効果があります。一方、プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)は、抜け毛の要因にアプローチしてAGAの進行を遅らせる効果がある治療薬です。

ここでは、ミノキシジルの効果を詳しくご紹介します。

発毛効果

ミノキシジルは毛包周辺の血流を改善し、発毛に関わる細胞の活性化を促すことで、発毛を促進すると考えられています。さらに、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)やインスリン様成長因子-1(IGF-1)など、発毛に関与する因子の発現を促進する可能性があると報告されています。

また、ミノキシジルには血管を広げる作用があるため、毛包周辺の血流を一時的に増加させる作用があると考えられています。毛乳頭とは髪の根元にある細胞の塊で、毛母細胞の分裂を促す役割を担っています。

血流の増加により毛母細胞に運び込まれる栄養も豊富になり、毛母細胞が栄養を活用して丈夫な髪として成長できるようになります。

育毛効果・抜け毛の進行予防

ミノキシジルには、毛母細胞の死滅(アポトーシス)を抑制し、一部の研究では毛母細胞の寿命が延びる可能性が示唆されており、髪の成長期の延長や抜け毛の減少が期待できます。

髪は頭皮の毛穴から発毛し、成長したあとは自然と抜け落ち、再び同じ毛穴から新しい毛髪が生えてきます。この「成長期→退行期→休止期」の繰り返しがヘアサイクルです。

AGAの方は、ヘアサイクルに変化が起こり、成長途中で髪が抜けてしまうことでどんどん毛包が小さくなります。その結果、髪の毛が徐々に細くなり、最終的には薄毛になってしまうという流れです。

ミノキシジルによって毛母細胞の活性が持続されると、AGAの影響で短くなっていた成長期が延長されます。そのため、育毛が促進されたり抜け毛が少なくなったりします。

ミノキシジルの効果が出るまでの期間は?

ミノキシジルの効果を感じるまでにかかる期間は、約4~6ヶ月といわれています。ただし、効果の感じ方には個人差があり、約3ヶ月で効果を実感し始める方もいれば、1年以上継続して使用することで効果を感じる方もいます。

ミノキシジルの効果が出るまでにある程度の時間がかかる前提で、すぐに効果を実感できなくても継続して使用しましょう。

ただし、ミノキシジルが5%配合された外用薬を6ヶ月間使用しても効果が感じられない場合は、脱毛の原因がAGAではない可能性も考えられます。一度、医師や薬剤師に相談してみましょう。

ミノキシジルの副作用は?

ミノキシジルには発毛や育毛の作用の他、痒みや頭痛などの副作用もあります。ここからは、ミノキシジルの副作用を詳しくご紹介します。

初期脱毛

初期脱毛とは、ミノキシジルを使い始めた初期段階に発症することが多い一時的な脱毛現象です。

髪は「成長期→退行期→休止期」のヘアサイクルを経て脱毛し、あらたに成長期へ移ります。ミノキシジルによって毛母細胞が活性化すると休止期から成長期へ早く移行しやすくなり、休止期の髪が抜け落ちることが初期脱毛の原因です。

初期脱毛はヘアサイクルを整えるうえで必要な過程であり、過度に心配する必要はありません。通常は3ヶ月ほどで髪が生えてくるため、様子をみながら治療を続けましょう。

頭皮の痒み・かぶれ

頭皮の痒みやかぶれは、頭皮に直接塗布する外用薬を使用する際に起こりやすい副作用です。痒みやかぶれの主な要因は、以下の2つです。

ミノキシジルを配合する際に使用する溶剤にアレルギー反応を起こしている可能性がある。
ミノキシジル自体が体に合っていない可能性がある。

また、ミノキシジルの血管を広げる作用によって血流が良くなり、痒みを感じる場合もあります。

なお、痒みやかぶれだけでなく、頭皮の発疹や発赤、ふけ、使用部位の熱感などが起こる可能性もあります。症状が強い場合や長期間治まらない場合は、医師に相談しましょう。

低血圧

ミノキシジルは血管を広げ、血流を流す際の抵抗を少なくする作用をもつため、服用時に低血圧が起こる可能性があります。

低血圧の症状は、めまいや立ちくらみ、疲労感などです。低血圧の症状が出た際は、薬の量を減らすか服薬自体を中止する場合があるため、まずは医師に症状を伝えましょう。

頭痛

ミノキシジルによって毛細血管が拡張されると、頭痛が起こることがあります。

時間の経過とともにミノキシジルに身体が慣れていき、頭痛も改善していくのが一般的です。しかし、頭痛による吐き気といった別の症状も出る場合は、すぐに医師へ相談しましょう。

なお、頭痛を治すために自己判断で市販の頭痛薬を服用すると、かえって症状が悪化する可能性があります。不安であれば、ミノキシジルと併用できる薬について事前に医師と相談しておきましょう。

動悸・息切れ

ミノキシジルは血管拡張作用を持つため、動悸や息切れといった症状が現れることがあります。

血管が拡張すると血流が良くなり、心臓はより多くの血液を全身へ送り出すようになります。そのため、心臓に負担がかかり、動悸や息切れの症状が出る場合があります。

ミノキシジルに身体が慣れれば徐々に症状は治まっていきますが、日常生活に支障が出る場合は医師へ相談しましょう。

手足のむくみ

ミノキシジルには、主に動脈を拡張する作用があります。広がった動脈を通って身体中にいきわたった血液は、広がっていない静脈ではスムーズに戻れません。そのため、身体の末端に血液がたまり、手足のむくみが起こります。

むくみが出たときの対処法には半身浴やストレッチ、マッサージなどがあるため、試してみると良いでしょう。症状がひどい場合は、医師の指導のもと利尿剤を使用することもあります。

肝臓への負担

ミノキシジルは一部が肝臓で代謝されるため、肝機能に不安がある方は事前に医師へ相談しましょう。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、負担がかかっていても自覚症状が出にくい特徴があります。そのため、定期的な血液検査で異常がないか確認することが重要です。異常を早期発見できれば、薬の量を減らしたり、別の治療法へ切り替えたりできます。

多毛症

ミノキシジルを服用すると、頭髪だけでなく全身に発毛効果が表れ、身体のさまざまな部位で体毛が増える多毛症が起こる場合があります。なお、多毛症は性別に関係なく起こりうる副作用です。

ミノキシジルの内用薬と外用薬では、直接体内に取り込まれる内用薬のほうが多毛症を起こしやすい傾向にあります。体毛が濃くなることを避けたい方は、外用薬を選ぶと良いでしょう。

心疾患

狭心症や心筋梗塞などの心疾患も、ミノキシジルによって起こる可能性がある副作用の一つです。

ミノキシジルには血管を広げる作用があり、使用すると血圧が低下します。血液を心臓に送る冠動脈も影響を受けるため、心臓へ運ばれる血液量が不安定になります。それにより心筋が酸素不足の状態になることが心疾患の原因です。

ただし、狭心症は起こる可能性が低い副作用であり、心筋梗塞にまで至ることはまれです。心疾患発症のリスクを下げるためにも、医師の指示を守りながらミノキシジルを使用しましょう。


AGA治療の副作用に関するAGAスキンクリニックの取り組み

AGA(男性型脱毛症)の治療には、内服薬や外用薬といった投薬治療が一般的です。
そのため、「副作用が心配」「体調への影響が不安」という方も多いのではないでしょうか?
AGAスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、治療開始前から治療中まで徹底したサポート体制を整えています。

治療を始める前には、医師による健康状態の確認や血圧測定を実施します。
また、治療に使う医薬品が体に合っているかを確認するために、初回の血液検査を必ず行っています。

●医師との対面問診で健康状態・既往歴の確認
●血圧測定
●医師による対面での健康チェック・問診・血圧測定
●服用前の血液検査(1回目)
●服用後の血液検査(2回目) 等

AGA治療で使われる薬は、すべての方に適しているわけではありません。
血液検査の結果をもとに、医師が投薬の可否を判断することで、安全性を最優先に考えた治療が可能となります。

また、治療をスタートしてからも、体調に変化がないかこまめにチェックを行い、副作用の兆候があればすぐに対応できる体制を整えています。

患者様の体質や生活スタイルに応じて、治療内容の調整も柔軟に対応しています。患者様の体調や生活スタイルに応じて現役療法や治療内容の調整も柔軟に対応しているため、無理なく治療を継続いただけます。

【医師監修】ミノキシジルに副作用はある?AGA治療薬【ミノキシジル】の注意点を徹底解説!
【医師監修】ミノキシジルに副作用はある?AGA治療薬【ミノキシジル】の注意点を徹底解説!

ミノキシジルの注意点

ミノキシジルには、使用する際の注意点と購入する際の注意点があります。それぞれの注意点を理解しておくと、副作用による健康被害のリスクを抑えられるでしょう。

ミノキシジルを使用する際の注意点

ミノキシジルの血管を広げる作用により、血圧に影響が出る場合があります。高血圧や低血圧の症状がある方は、あらかじめ医師と相談しましょう。血流が良くなり心臓に負担がかかることから、心臓の疾患がある方も注意が必要です。

また、これまでに薬や化粧品などで痒みやかぶれといったアレルギーを起こしたことがある方は、ミノキシジルでもアレルギー症状が出る可能性があります。そのため、医師へ確認してから使用することが大切です。

女性が使用する際は、ミノキシジルの含有量が1%程度と少ない治療薬を選びましょう。ただし、近々妊活を予定されている方や妊娠中または妊娠の可能性がある方や授乳中の方は、胎児や乳児への影響を防ぐために使用を控える必要があります。

ミノキシジルを購入の際の注意点

ミノキシジルの含有量が5%までの外用薬は国内で承認されており、医師の処方がなくても薬局やドラッグストアなどで購入できます。より高濃度のミノキシジルが含まれている治療薬を購入したい場合は、医師の処方が必要です。

近年、ミノキシジルの含有量が豊富な治療薬を個人輸入する方もいるようです。

しかし、個人輸入した治療薬は安全性や有効性が保証されておらず、健康被害を引き起こす危険性があります。また、個人輸入した薬が原因で起こった健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

リスクを避けるためには、AGAを専門とする医療機関で医師と相談のうえ購入しましょう。

ミノキシジルの使用方法

ミノキシジルには内服薬と外用薬の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴や使用方法の違いをご紹介します。

ミノキシジル配合の内服薬は、水で飲まないとだめ?

ミノキシジル配合の内服薬は体内に直接取り込まれるため、高い発毛効果を期待できます。しかし、国内では研究や実験が不十分で、AGA治療薬として推奨されていません。医師の診断で必要と認められた場合に限り、処方してもらえます。

ミノキシジル配合の内服薬は、副作用のリスクを下げるためにも医師から指示された用法・容量を守って服用しましょう。また、有効成分の血中濃度を一定に保てるよう、できるだけ24時間おきに服用することが重要です。

ミノキシジル配合の内服薬の場合、基本的に水での服用が推奨されます。牛乳やお茶、アルコール類など水以外の飲み物で服用すると、有効成分の吸収に影響を与える可能性があるため避けましょう。

外用薬の効果的な使い方は?

ミノキシジルの外用薬はAGAの治療薬として国内で推奨されており、ローションタイプやゲルタイプなどの種類があります。脱毛が気になる部分に1日2回塗布するのが一般的な使い方です。可能であれば、朝と晩に塗布するようにしましょう。

ただし、使用量は商品によって異なるため、必ず確認してから塗布しましょう。塗布する量を増やしても単純に効果が高まるわけではないので、決められた使用量を守ることが大切です。

塗布したあとは頭皮をマッサージし、自然乾燥させましょう。

プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)との違い

プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)は、AGA治療で使われる内服薬です。

いずれも5αリダクターゼ(還元酵素)を阻害する効果があるため、AGAの進行を遅らせる効果が期待できます。5αリダクターゼとは、テストステロン(男性ホルモン)をAGA発症の要因となるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する作用がある酵素です。

一方、ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけて発毛や育毛を促す薬です。そのため、AGAの進行を遅らせるプロペシアやザガーロとは効果が異なります。

なお、プロペシアやザガーロは男性しか使用できませんが、ミノキシジルは女性も使用可能です。

ミノキシジルはその他の治療薬と併用できる?

ミノキシジルは、プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)とは効果が出る仕組みが異なるため、併用できます。プロペシアやザガーロでAGAの進行を遅らせ、ミノキシジルで発毛や育毛を促進することで、単体で使用するよりも高い効果が期待できます。

併用は効果がある一方、それぞれの薬に異なる副作用があるため、併用する際は医師の診察を受けてからにしましょう。

AGA発毛薬の比較

国内で最初に発売されたミノキシジル成分を含んだ男性用発毛剤は、1999年に大正製薬が発売した「リアップ」で、その後2023年に改良された「リアップX5チャージ」が出ています。

近年、若年層の脱毛症が増加していることもあり、さまざまな医薬品メーカーが発毛剤を扱っています。例えば、2020年にロート製薬の「リグロEX5エナジー」、2022年にアンファーの「スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム」、2023年に東和薬品の「Mino プラス」が発売され始めました。

また、AGAを専門とする医療機関のなかには、患者さま一人ひとりに対応し、検査結果や症状に合わせてミノキシジルの配合濃度などを調整した薬を処方しているところもあります。

より安全性が高く効果が期待できる治療を行うためにも、市販薬ではなく医療機関で処方される自分に合った発毛剤を使用することが大切です。


ミノキシジルを含むオリジナル発毛薬

ミノキシジルを含むオリジナル発毛薬

「Rebirth(リバース)」は、AGAスキンクリニックがオリジナルで開発している発毛薬です。

「Rebirth」の主成分はフィナステリドとミノキシジルであり、この2つは発毛剤成分として世界中で認められています。

AGAの原因は、5αリダクターゼ(還元酵素)とテストステロン(男性ホルモン)が結びつくことで発生するジヒドロテストステロン(DHT)という物質です。「Rebirth」は、この5αリダクターゼの働きをブロックすることで、抜け毛の原因を抑える効果があります。

また、発毛成分に加えてアミノ酸やビタミン・ミネラルがバランスよく配合されているため、抜け毛を防げるだけでなく、健康的な髪に育てるために必要な栄養を摂取できます。

有効成分をより身体に吸収しやすくするための特許成分を配合するなど、オリジナルの工夫が施されている画期的な発毛薬です。

「ミノキシジル」配合のオリジナル発毛薬「Rebirth」はこちら
「ミノキシジル」配合のオリジナル発毛薬「Rebirth」はこちら

ミノキシジルに関するよくある質問

ここからは、ミノキシジルに関するよくある質問をご紹介します。あらかじめ疑問を解消できれば、ミノキシジルを適切に使用しやすくなるでしょう。

ミノキシジルをやめると効果はどうなりますか?

ミノキシジルのみを使用している場合、効果が出たからといって使用を中止するとAGAが再発する可能性があります。ミノキシジルはあくまで発毛や育毛を促す治療薬であり、AGAを根本治療する薬ではないためです。

一方、プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)などと併用している場合は、ミノキシジルのみを中止してもAGAの進行を遅らせる効果は持続します。医師と相談しながら段階的にミノキシジルを減らすなど、治療方法を慎重に切り替えていきましょう。

ミノキシジルの副作用で性欲減退や精液量の減少はありますか?

ミノキシジルには男性ホルモンに直接働きかける作用がないため、性欲減退や精液量の減少などの副作用はありません。性欲減退や精液量の減少が起こる可能性があるのは、男性ホルモンの一つであるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制するプロペシアやザガーロです。

ミノキシジルの費用はどれくらいですか?

ミノキシジルの1ヶ月あたりの費用相場は、以下のとおりです。

市販薬(外用薬のみ):5,000~8,000円程度
クリニック処方された内服薬:6,000~13,000円程度
クリニック処方された外用薬:5,000~16,000円程度

クリニックによっては6ヶ月や12ヶ月などの定期コースで購入すると、通常価格よりも安くになる場合もあります。AGA治療は保険が適用されず全額自己負担となるため、継続できそうな費用のクリニックを選ぶのが大切です。

市販薬とクリニック処方のミノキシジルに違いはありますか?

ドラッグストアや薬局で購入できる市販薬は、ミノキシジルの含有量が5%までの外用薬のみです。一方、クリニック処方の場合は内服薬を購入したり、ミノキシジルの含有量が5%以上の治療薬を医師から処方してもらったりできます。

個人輸入を利用すれば高濃度の市販薬を購入できますが、偽造品の可能性もあります。クリニック処方のミノキシジルは正規品であり、副作用が出た際にもすぐに医師へ相談できるのがメリットです。

ミノキシジルの内服薬と外用薬の違いは何ですか?

ミノキシジルの内服薬は有効成分が体内に直接取り込まれるため、外用薬よりも高い効果が期待できます。しかし、低血圧や肝機能の低下、多毛症といった副作用が起こる可能性もあります。

AGAが進行しており、効果の高い治療を望む方は、医師と相談しながら内服薬を検討すると良いでしょう。

一方、ミノキシジルの外用薬は、直接塗布した部分に効果が表れる治療薬です。効果は限定的ですが、そのぶん全身に影響が出るような副作用は内服薬よりも起こりにくい傾向にあります。

副作用が心配な方や、薬局やドラッグストアなどで購入したい方は、外用薬をご使用ください。

まとめ

ミノキシジルには、発毛・育毛の促進の効果があります。内服薬と外用薬のうち、内服薬のほうが効果は高い傾向にありますが、副作用が表れやすくなります。

ミノキシジルは、AGAの進行を抑えるプロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)との併用も可能です。専門医の診察のもと、自分に合った治療を行いましょう。

当院では、豊富な実績と経験を持つ専門医が患者さまに適した治療プランを提案します。また、治療を6ヶ月継続した方の調査では、99.4%の方が発毛効果を実感したという結果も出ています。
※発毛実感率は2011年5月~2013年1月の期間に治療を6ヶ月継続した400名を対象としたアンケート結果より算出。

薄毛や抜け毛でお悩みの方は、ぜひ当院へ気軽にご相談ください。

全国に60店舗以上!
カウンセリングは無料です。

監修医師情報

ミノキシジル関連記事

もしかしてAGA?

そんな薄毛のお悩みはAGAスキンクリニックへ

まずは無料カウンセリングを。
お気軽にご相談ください

※宮崎院はお電話またはLINEにてご予約ください

AGA治療薬のおすすめ記事

おすすめ記事

人気記事

近くのクリニックを探す FIND YOUR CLINIC