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論文発表したAGAの併用療法

私たちAGAスキンクリニックはどのような治療方法がAGAに効果的なのか、2011年~2017年の間、18,918人の男性薄毛モニター様を対象に当院の治療を行い、その結果を論文発表する運びとなりました。

AGA(男性型脱毛症)は、アジア人男性の最も一般的なタイプの脱毛です。
AGAの発症率に関しては、民族によって異なる結果が報告されています。ハミルトンの研究によると、30歳までのAGAの平均発病率は30%であり、この割合は50歳までに50%に上昇するといわれています。AGAの発症率と脱毛のパターンには人種や年齢の違いがあり、AGA発症率と重症度は、白人に比べてアジア人と黒人の男性が低いことが報告されています。日本人男性では、AGAの発症は白人男性よりも10年ほど後だといわれており、遺伝が要因の約80%を占めていると認識されています。

そんなAGAを治療する薬が、アジア人男性にどれだけ有効であるかAGAである患者に実際にAGAスキンクリニックで行なっているオリジナル発毛薬「Rebirth」(フィナステリドを1日1回、局所塗布用ミノキシジルを1日2回)と、Dr’sメソ(月1回、6ヶ月以上にわたってより多くの毛を増やしたい箇所に直接注射する)、アルギニン、アスパラギン酸、カフェイン、銅トリペプチド、リジン、ナイアシン、パンテノール、プロパンジオール、プロピレングリコール、パルミチン酸レチニル、ピリドキシン、ヒアルロン酸ナトリウム、およびユビキノンを6ヶ月以上毎月1回投与する治療を実施し調査したところ、治療後6~12カ月経った薄毛モニターである患者さまの96%~80%は、治療の結果に満足していると報告がありました。

つまりAGAが改善されたと思った人がこれだけいたのです。ただし、802人(4.2%)の患者さまで軽度の合併症が観察されました。その内容は、注射、腫れ、めまい、かゆみ、頭皮の紅斑によるわずかな痛み、および出血が主な特徴でした。軽度の痛みが651人(3.4%)で報告され、わずかな出血が56人(0.3%)という報告がありました。性的機能不全、つまりEDは稀でありました。これらの軽度の合併症は自発的に解決され、治療に関しては、特別な有害事象は認められませんでした。

こういった併用療法は合併症を最小限に抑え、アジア人男性のAGAを安全かつ効果的に治療するという結果がでました。
それを当院の診療顧問である田中洋平医師をはじめ、麻生泰らが発表することになったのです。

論文はこちらからご覧いただけます。

論文発表したAGAの併用療法

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