薄毛は男性だけのものではない

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薄毛は男性だけのものではない

近年、男性だけではなく女性にも薄毛に悩む方が増えており、もはや薄毛は男性だけのものではありません。あるデータでは、2007年から2013年までに、薄毛による女性の薄毛治療への相談数が3倍近くにも膨れ上がったと記録されています。このデータは、数年で女性の薄毛、もしくは治療が必要と感じるケースが非常に増えていることを物語っています。
女性の社会進出が顕著になって久しくなりますが、中には男性と遜色ないくらいの仕事量をこなし、ストレスを感じやすく不規則な生活を強いられることもあります。このような薄毛が引き起こされる要因が多くなったことが、女性の薄毛増加に拍車をかけていると言えるでしょう。さらに、女性の薄毛の認知度が高まったために、受診に踏み切る女性が増え、このような数値が出たというのもあるでしょう。近年では、徐々に女性でも受診しやすい環境が整ってきたことで、以前よりも抵抗なく薄毛の治療に取り組めるようになっています。

女性の薄毛にあるさまざまな原因

女性に薄毛が起こってしまう原因にはさまざまなものがあるだけでなく、繊細な要因がいくつか重なり合って悪影響を及ぼしているパターンも見られます。その原因の多くはストレスや乱れた生活習慣、喫煙など、男性にも共通する要因も多数。それ以外には、急激なダイエットによる栄養不足、また美しい髪にこだわりすぎたために過度にヘアケアを行い、フケがたまって起きる「粃糠性(ひこう性)脱毛症」、さらには髪をまとめる際に引っ張り過ぎてしまうことで起こる「牽引性脱毛症」といったような、女性特有のものも含まれます。
また、出産後に、急激に抜け毛が増えることもあり、これは「分娩性脱毛症」と言われます。妊娠中に女性ホルモンの働きが非常に活発になり、多くの髪が成長期を維持した状態であるところに、出産を終えたことで急激に女性ホルモン分泌が減少したことで、それらの髪がまとめて休止期に入ってしまい起こると言われています。
男性によく見られるようなAGAでは、髪の生え際や頭頂部が集中的に薄くなるのに対し、女性の薄毛は分け目から全体的に密度が減るという形がよく見られます。これは、「びまん性脱毛症」と呼ばれ、上記のような理由に加え、加齢による女性ホルモンの減少によって起こるものともされています。

1人で悩まずに薄毛治療専門の医療機関へ

これらの理由で、薄毛が起きるリスクは女性なら誰もが抱えています。しかし、薄毛で病院に行くという感覚が、特に女性には定着していないこともあり、まだまだ1人でお悩みの女性は多くおられます。とはいえ、治療すれば確実に改善できるところを放置しておくと、さらに症状が進行してしまう恐れがあるため、早めの対処が求められます。もし気分が沈むほど気になっている場合は、気軽に医療機関を訪ねることをおすすめします。
近年では、女性の薄毛治療専門のクリニックも増えており、診察する医師もほぼ女性、スタッフにも親切に悩みを受け止めてくれる女性が揃えられているというところがほとんどです。その他頭髪専門の医療機関でも、男性と女性で待合室から診察室まで完全セパレートになっているなど、女性への気遣いを忘れないところもあり、気兼ねなく安心して通うことができるようになっています。
女性にとって髪は美しさを形成するものの1つです。いつまでもきれいで健康な髪を維持したいというのは切実な願いでもあります。女性の薄毛には女性特有のものもあり、またそれに対する悩みも女性ならではです。そのような悩みは、話のわかる医師やスタッフに何でも相談しましょう。それだけでも今まで抱えていた気持ちがふっと軽くなるはずです。

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