薄毛の治療にはまず原因を知ること

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薄毛の治療にはまず原因を知ること

特に男性に多いとされる薄毛。放置しておくとどんどん症状は進行し、深刻になっていきます。そんなときにはやはり治療を検討した方が良いですが、一口に薄毛と言ってもその原因にはいくつかのものがあります。原因は多岐にわたるため、治療もそれに合わせて行わなければ適切な効果は望めません。
薄毛について考えられる原因としては、男性ホルモンの作用によって起こる男性型脱毛症(AGA)のように男性の薄毛として代表的なものを始め、ストレスや自己免疫疾患により起こる円形脱毛症といった各種抜毛症などがあります。
通りいっぺんの方法では全く効果が出ない場合もあるため、薄毛の治療に当たる場合は、その原因をしっかり突き止めてから行うのが得策であるわけです。その上で、診察を受ける病院の診療科目や治療方法などを決めていきましょう。
とはいえ、自己判断では適切な方法が見つからないこともありますので、まずは最寄りの皮膚科などに相談をしてみて、原因が皮膚疾患にあるのかそれ以外にあるのかだけでも特定してもらうことをおすすめします。

皮膚科でも薄毛治療は行っている

薄毛の治療を行う際に訪れる病院の診療科目の中で、頭皮の状態に問題がある場合は皮膚科での診療も効果的です。もともと髪は皮膚が変異して発生したものであるという説もあり、髪と頭皮は完全に切り離して考える必要がありません。
皮膚科で行っている薄毛治療としては、主に皮膚疾患や代謝のメカニズムを正常化することが重視されます。例えば、皮脂の過剰分泌によって引き起こされる脂漏性脱毛症などを改善することができ、さらに脂漏性また接触性、乾燥性といった要因で引き起こされた湿疹や皮膚炎による発毛の停滞など、各種皮膚症状に関しても改善することが可能です。
ただし、薄毛の原因は全てが皮膚科診療の範囲に入るわけではありません。上記のように男性ホルモン起因のものや心因性、免疫障害といったものはそれぞれ該当の診療科目を受診してその原因を取り除く必要があります。自己免疫疾患による脱毛は皮膚疾患として取り扱ってもらえることもありますが、ストレスからくる心因性脱毛の場合は心療内科での受診も並行した方がよいでしょう。
また、薄毛専門に診療を行う頭髪専門外来も存在していますので、本格的に薄毛に集中して治療に取り組みたい方はそのような病院に出向くとよいでしょう。

AGAに絞って原因を考える

男性に多く起こると言われている男性型脱毛症は、AGAとも呼ばれている薄毛の症状です。この症状の原因は男性ホルモンにあるとされており、直接薄毛に影響を与えるのはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンです。
もともと男性ホルモンの1つとして体内で分泌されるテストステロンという物質がありますが、これ自体は特に悪影響を与えません。そこから5α-リダクターゼという酵素の働きによってDHTに変換されることから薄毛が起こるのです。
AGAの治療には、薄毛に直接影響を与える DHTへの変換を抑えるという方法が主に採られますが、そのためには変換酵素である5α-リダクターゼ2型の働きを抑制することが重要となります。現在AGA治療薬として唯一医療機関から処方されることが認められているフィナステリドは、この5α-リダクターゼ2型に働きかける効果がある成分であり、AGAを快方に導くことができるのです。
AGAは皮膚疾患によって起こるものではないため、皮膚科では適切な治療が受けられないこともあります。しかし、とりあえず薄毛の原因特定などの相談のみなら可能ですので、一度最寄りの皮膚科に診察を受けに行くのもよいかもしれません。

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