抜け毛と季節の関係性

抜け毛とヘアサイクル

髪の毛というのは、一生のうちに何回も抜け落ちて、また生えてくるというサイクルを繰り返します。

一生ずっと生えたままの髪の毛は存在せず、髪の毛に限らず、体中の毛は抜けるのが当たり前という考え方をはじめに、きちんと覚えておきましょう。
薄毛を気にする人も、抜け毛はあって当然、と考えていれば、多少の抜け毛で一喜一憂して余計なストレスを感じずに、気を楽にして生活できます。
ストレスも髪の毛には良くないので、抜ける本数に関してのストレスから少し離れるようにしましょう。

毛の抜け落ち、新たに生えてくるこの循環をヘアサイクルや毛周期などといいますが、これは人間の髪の毛で言えば、3年~6年程度かかるそうです。
男女にも個人にも差があり、男性で3~5年くらい、女性で5~6年くらいとなっています。
髪の毛以外の毛も同じような毛周期を持っており、エステサロンや脱毛サロンなどの施術はこれを元に行われています。
このヘアサイクルの狂いが薄毛の大きな原因の一つですが、季節によっても毛の抜ける量は変化があり、一概に多めに抜けたからといって脱毛症を疑ったり薄毛を恐れたりする必要もありません。一般的に、一日の抜ける本数は、50本から100本程度と言われています。シャンプーの時に抜ける髪の量はこのうちの半分以上ということなので、風呂場の排水皿を見て焦る必要もありません。これにも毛周期と同じように個人差があるため、全ての人が当てはまるわけではありません。しかし、適切な量が抜けるのは、髪の毛が再生して元気な新しい毛を生み出すためには必要不可欠なことなのです。

季節による変化

髪の毛の生え変わり、ヘアサイクルは数年かかって起こることですが、時期によって毛が抜けやすい時期、抜けにくい時期というのもあります。気温や湿気の変化でも左右しますし、人間であれば入浴やシャワーの回数によってもこれは変わります。月や時期ごとの統計や調査結果なども出ていますので、こうした結果と自分の変化を見比べながら、何のせいで抜ける本数が増えたのか、他の理由があるのかの目安の判断材料にすると、少し安心できるかもしれません。
ただし、これらのデータには誤差もあり、参考程度にとどめておくべきでしょう。

・春、初夏

比較的抜ける本数が少なくなる時期です。夏に向けて徐々に抜ける量が増えることもありますが、これはシャンプーやシャワーの頻度が増えるからかもしれません。頭皮に強い刺激が起こると髪は多少抜けやすくはなるのもです。

・秋

多くのデータで、一番抜け毛が多いと言われています。夏に浴びた強い紫外線のせいもありますが、これは人間も動物であるという証だとも言われます。動物の体毛は季節に合わせて生え変わることで、その季節に合わせて体温調節などをしています。衣類による体温調節が普通となっている人もこの名残が毛髪に現れます。この原理によって、大量に抜けたとしても健康な人の場合には、ヘアサイクルによって髪の量を調節しているため、減った、とはあまり感じないはずです。

・冬

冬は一番抜けなくなります。このデータは比較的どこでも同じ傾向が出ており、冬の抜け毛が少ないことはより信ぴょう性が高いデータとなります。

不安になる急な抜け毛

春夏秋冬や個人差によって、大きく変わる本数は、ある一定の範囲内であれば、心配はないということです。
では、心配なケースというのは、どんなものでしょうか。
・抜ける量が、前の日よりもずっと増え、それがしばらく続いている場合
・抜けた毛の状態が良くない(毛根の形が悪い、抜けた毛が細いものばかり等)

主に毛の抜け方に注目すればわかりますが、いきなり抜け方が変わったり、抜ける毛の質が変わったりした場合には注意が必要です。体調の変化と同じように、薄毛もこうした変化から始まります。
抜けた毛の本数を厳密に調べる必要はありません。朝、頭髪をチェックして見て、あれっと感じたら、抜け毛の状態や本数を見てみる、というように決めておけば良いのです。あまり抜け毛を気にしすぎていると精神的によくありませんので、気になる方は一度クリニックへ相談するのが良いでしょう。

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