髪は毎日のように抜けている

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髪は毎日のように抜けている

抜け毛は、その本数に関わらず、思わずドキッとしてしまう現象です。シャンプー時に毛が抜けたり、朝起きた後の枕に髪の毛がついていたりすると、すぐに薄毛のサインかと思って肝が冷える思いを味わうことも多いのではないでしょうか。
しかし、実は髪は毎日のように抜けているものなのです。髪は同じものが同じ状態で毛穴からずっと生えているものではなく、一定のサイクルをもって自然に生え変わっています。そのため、正常なサイクルに乗っているのであれば髪が抜けることはごく自然というわけです。
年代・性別ごとの平均的な1日の脱毛本数は以下の通りです。
・10代なら男女20~50本、
・20代なら男女30~80本、
・30代なら男性50~100本、女性50~90本
・40代なら男性80~150本、女性60~100本
・50代なら男性80~180本、女性60~130本

つまり、その範囲内であればシャンプー時や枕との摩擦で髪が抜けるのは特に問題がないことだと言えます。

危険なのは異常脱毛

髪が発毛サイクルにのっとって自然に抜ける分には特に問題なく、もちろん、またそこから新たに髪が生えるサイクルができていれば次に新しい髪が育ちます。このサイクルで抜け落ちた髪の毛根は球体になっていますが、この抜け毛が健康でない状態、異常な状態で発生した場合はその毛根の形に若干違いが見られます。

異常脱毛として、頭皮や毛母細胞の劣化で髪が抜けてしまった場合、髪への栄養が保てなくなったために毛母細胞と髪のつなぎ目が弱くなっています。
そのため、異常脱毛にて抜けた髪の毛根は総じて先細った形になっており、また、原因によっては毛根の状態が違っています。
毛穴に詰まった皮脂からくる汚れが原因の場合、毛根に皮脂と汚れの混合物が付着していることもあります。
正常な発毛サイクルに反して抜けてしまった後は、その毛根に栄養が行きわたらなくなってしまっているため、次に新たな髪の毛を生成する力がありません。結果、その時点で髪の成長が止まり、薄毛が発生するというわけです。
こうした異常脱毛は、主に髪の毛を育てる頭皮の状態が悪化してしまったことによるものが多く、毎日の洗髪に始まるケア方法の間違いや、食生活などの生活習慣、ストレスに起因していることが多いと言われています。

異常な抜け毛を抑えるには

もし、最近抜け毛が増えてきたなと思ったら、その抜け毛を観察してみましょう。成長しきった髪ならまだ良いですが、問題なのは細く短い毛が多く混じっている場合です。これは、薄毛の第一歩ととらえることができます。こうした細く短い毛は、正常な成長ができなかったものであると考えられ、その髪がもともとあった毛根や毛母細胞が弱ってしまって生成を維持できなかった可能性があるのです。
このような薄毛の原因として挙げられるものの1つがAGAです。これは、脱毛を促進させてしまう男性ホルモン・ジヒドロテストステロンが生成されることで起こります。このジヒドロテストステロンは、もともと体内にあるテストステロンという男性ホルモンにより発生します。テストステロンをジヒドロテストステロンに変えてしまう働きをもつのは、5α-リダクターゼという酵素です。
この働きを阻止するためには、5α-リダクターゼを抑えることが必要となり、専門の病院ではその効能を持った治療薬も処方されています。

ちなみに、このメカニズムはあくまでAGAのみに適用されるものであり、その他の要因で薄毛になってしまった場合は5α-リダクターゼを抑える成分は役に立ちません。その場合は他のアプローチを試してみた方がよいと言えるでしょう。

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