発毛と育毛の違い

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発毛、育毛、増毛など、毛に関する言葉はいろいろあります。増毛は髪の毛を増やすことですが、発毛と育毛はどのように違うのか、とらえ方があいまいになっている人もいるでしょう。
育毛というのは現在ある髪を育てること。育毛剤などで頭皮環境を整え、脱毛を予防し健康な髪に育てていくことを目的とします。一方、発毛というのは、脱毛してしまった頭皮から髪を生えさせることです。毛母細胞の働きを促し、毛根から再び髪を成長させていきます。
発毛のメカニズムとしては、毛根の部分にある毛母細胞が細部分裂を繰り返し、角質化した皮膚を押し上げることで、毛が伸びていきます。健康な髪を成長させるには、毛母細胞が活性化できるように、十分な栄養と、それがきちんと届けられるための血液循環などが必要となるのです。

発毛に重要なヘアサイクル

発毛のためには、正常なヘアサイクルが必要です。髪の毛のヘアサイクルは成長期、退行期、休止期の3段階を繰り返します。
成長期は毛母細胞が分裂し髪が伸びる期間です。その後2~3週間の退行期を迎えます。退行期には毛母細胞が分裂をストップし、髪の成長が止まります。その後数ヵ月の休止期に入ります。休止期では毛根の位置が浅くなり、毛穴の奥で成長を始めた髪に押し出され、髪が自然に抜け落ちます。このサイクルは平均して4~6年かかります。
何らかの原因によって成長期の期間が短くなったり、休止期が長くなったりすると、ヘアサイクルが乱れ、髪が成長する前に抜けてしまい、薄毛になります。正常なヘアサイクルは発毛のためにとても重要なことです。

発毛が上手くいかない原因

発毛が上手くいかない原因としては遺伝なども考えられますが、生活習慣も大きく影響していると言われています。
一つは食生活です、ジャンクフードなど添加物の多い食品や油っこい食べ物は頭皮に悪い影響を及ぼします。このような食事にくわえ野菜や海藻類が不足すると、肥満やホルモンバランスの乱れ、血行不良などを引き起こし、発毛の妨げになります。
睡眠不足も原因の一つです。睡眠不足をすると、肌や髪の毛、内臓の細胞の成長や修復に必要な成長ホルモンの分泌を減少させることになります。また睡眠不足は血行を悪くする原因ともなります。
さらに運動不足は血行を悪くしたり、肥満を引き起こしたりします。脂肪を蓄積させると、皮脂の分泌も過剰になり頭皮環境を悪くするのです。
ほかにも、ストレスや喫煙、紫外線なども発毛を妨げる大きな原因になります。

発毛の方法

発毛するには、毛母細胞の働きを活発にすることが必要です。発毛の方法として、発毛剤を使用する方法があります。毛母細胞の働きを活性化させ、新しい毛が生えるサポートをしてくれるでしょう。そのためには、発毛剤などを使用するとともに、頭皮環境を良くすることが大切。頭皮マッサージやツボ押しも効果的と言われています。
毛母細胞を活性化するために必要な栄養素を摂ることも大切です。野菜や海藻などをしっかり摂ることが必要となりますが、食事だけでは足りないことも。その場合はサプリメントを利用するのも方法の一つです。
また、パーマやカラーリングなど、頭皮に悪影響を与える行為を控えましょう。紫外線なども頭皮を乾燥させ、新陳代謝を低下させるため、頭皮環境を悪化させてしまいます。紫外線対策として帽子などを被るようにしてください。
自分だけではケアができないという場合には、発毛サロンや発毛クリニックに行くのもいいでしょう。自分では気づかなかったことが発毛を妨げていることもあります。それを指摘してもらえたり、発毛に関するさまざまなアドバイスをいただけたりするので、一度カウンセリングを受けてみるのも手です。

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