生え際を発毛させるには

髪の生え際が後退したなと思ったら

一口に薄毛といっても、その発症の形は人それぞれにありますが、幾つかのタイプに分けることができます。生え際から少しずつ頭頂部に向かって後退するタイプ、頭頂部から少しずつ広がっていくタイプ、両方から進行するタイプ、分け目が少しずつ目立ってくるきて全体的に量が減るタイプなどが主です。
これらの薄毛タイプは、複雑な要因が絡まって発生していることが多いですが、全体的に薄くなるのではなく、生え際もしくは頭頂部から髪がなくなっていくのはAGAの特徴です。そのため、例えば生え際が後退してきたなと思ったときは、AGAによる薄毛である可能性が高いと考えてよいわけです。
また、生え際が後退する場合は全体的に下がっていく場合と、こめかみあたりから先に下がっていってM字のようになる場合があります。こうした生え際の変化を見つけたら、どのように対処するべきなのでしょうか。

薄毛に効く薬

生え際から後退するタイプと頭頂部から減少するタイプを比べると、前者は薄毛治療薬が効きにくいとされています。薄毛治療薬のうち、毛根細胞を活性化させるとされるミノキシジルを生え際に投与しても、思わしい効果が出ないケースもあります。
つまり、もう1つの薄毛治療薬であるフィナステリドの方が、より回復の可能性があるということです。正確なことは特定できませんが、それはその薄毛の原因がAGAであるためでしょう。ミノキシジルは発毛の機能自体を活性化させるもの。フィナステリドは発毛に悪影響を与える間接的要因となる5α-リダクターゼを阻害するものです。それぞれにアプローチが違うため、薄毛の原因によっては、それぞれの薬が効かない場合もあります。

市販の薬剤

上記のミノキシジルやフィナステリドを配合した市販の発毛剤が存在します。これらはそれぞれ、製造するメーカーによって若干配合が異なり、商品名もさまざまに付けられています。発毛剤として銘打って販売するには、医薬品としての認可が必要になりますが、認可を受けたものは私たちも容易に購入することができ、利用するのも簡単です。
医薬品と銘打っているだけに、医薬部外品として販売されている育毛剤などとは若干値が張るものですが、それだけに効果は保証されているということにもなります。ただし、必ず誰にも効果てきめんかというと、100%そうではありません。それは、医薬品の効果が低いわけではなく、正しい用法や用量を守っていないか、もしくは配合されている薬剤の効能と自分の薄毛の原因とが合致していないかのいずれかです。
例えば、自分の薄毛の原因がAGAであったとして、そこに細胞活性のみの効果で男性ホルモンのコントロールができないミノキシジル製剤だけを使用しても、根本の解決にはならないということです。

薄毛の改善には原因究明が第一

このように、自分の薄毛の原因を突き止めずに、とりあえず薄毛に効く薬というだけで誤った使い方をしてしまうと、効果が全く現われなかったり一時的な効果しか得られなかったりすることがあります。
そういった事態を避けるためには、まず何をおいても自分の薄毛の原因を突き止めることが第一です。AGAの他にも、血行不良や、脂質などが角栓様になって毛穴に詰まるなど、さまざまな要因で髪がなくなってしまうことが考えられます。その原因に合った治療法で適切な処置をしなければ、お金だけが延々とかかってしまい、金額相応の結果が得られなくなってしまうのです。
薄毛の原因の知るためには、専門家の診断を受けることが何より確実です。自分1人でいろいろと憶測を立てている間に、医療クリニックの門をたたいてみましょう。

関連記事

ピックアップ記事

麻生泰医師

発毛治療たくさんありますが、どれがいんですか?

今回は、20代頃から薄毛に悩み続けて色々な治療にチャレンジしてきたという、AGAスキンクリニック 統括診療部長の麻生泰先生に聞いてみました。…

usugetoha

薄毛とは?

薄毛とは? 髪のボリュームがなくなる、頭皮が透けて見える、という薄毛。薄毛とは何らかの原因によって髪が抜け落ち、それ以降髪が生えてこない状…

カテゴリー

ページ上部へ戻る